わが町2005年11月11日 21時25分55秒

「生きているうちに人生の素晴らしさを、その一分、一秒を認めた人って……一人でもいたかしら?」

「いないね。聖者とか詩人なら、あるいはね。」

……

「人間なんてみんなそう、何も見えてはいないんですわ。」

……

「ねえ、人生ってひどかったわね。……そして、素晴らしかった。」

……

「私、今思ったんです。生きている人たちには分からないことがあるって。そうでしょう?」

「そうね。ほとんど分かってないわね。」

……

ソートンワイルダー作「わが町~三幕~」。

魂の故郷に帰ったようなそんな芝居だった。

私が死ぬとき、何が見えるんだろう。何が分かるんだろう。

コメント

_ あいあい~あきこです ― 2005年11月12日 05時00分29秒

ふくちゃん、こんにちわ。先日、にこさん、あかりさんが舞台見に行かれたようで、私もうれしいです。
あまちんさんの口からリウマチって言うアドリブがあったんですって?

世間は本田美奈子さんのことを悲しんでしますね。私はほとんど知らないけれど、ミュージカルをやってこられた人だから、やっぱり悲しい。

そう思っていたら、はじめての教え子の訃報が入りました。2日になくなっていたのを6日まで知らずにいました。たくさん泣きました。まだ泣き足りませんが、レッスンもちゃんとしています。とても悲しい思いをしています。もともと泣き虫ですが、家族を亡くすより、つらい気持ちなのではないか・・・と思っています。
少しずつ落ち着いています。
知らない作品、想像しています。

_ あかり ― 2005年11月13日 00時22分44秒

あきこさんから薦めて頂いて、にこさんとく~にんさんと一緒に拝見させて頂きました。
ステキな舞台をありがとうございました。
ずうずうしくトラバもさせていただきました。

不思議な感覚でお芝居を見始めました。
第二幕に入る頃には、すっかり舞台の情景が目に見え、決して大げさでない表現に何時の間にか、感情移入しておりました。

八青さん、とてもステキでした。

また、機会がありましたら、是非、拝見したいです。
ありがとうございました。

_ やお ― 2005年11月19日 00時30分20秒

あいあいさん、にこさん、書き込みありがとうございました!
そして、トラックバックの言葉にさらに感動しています。
にこさんとは「あの」場所でお会いして以来なのに、
とてもよく知っている人という感覚です。
人と人のつながりって不思議ですね!

あいあいさんからのメッセージに、私は読んだ瞬間凍りつきました。

人生って、始まり(生まれるとき)はみんなよく似ているけれど、
プロセスや終わり方はそれぞれ違うんですよね。
「わが町」の主人公エミリーは、死んでしまったあとに、
生きていたときには当たり前と思って、
存在すら意識もしなかった一つ一つのものに、「ありがとう」と別れを告げます。

このお芝居から受けるメッセージには、言葉が出ないほど深い思いを与えられます。

今日一日にありがとう!
ひとつの出会いにありがとう!
ステキな作品との出会いに、ありがとう!

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_ 私のリウマチ日記 - 2005年11月12日 23時48分42秒

『わが町』
ソーントン・ワイルダーの「わが町」舞台。
あいあいさんを通じて知った「白樺八青さん」が出演されると言う。
観にいきたい

そして出かけた。3人で

久々の舞台。でも少し違っていた。
会場は「ちくさ座」の円形劇場。

どこに座ってもそこが正面なの...

_ かあしゃん日記 - 2005年11月13日 00時10分01秒


天野鎮雄氏、白樺八青さんの出演される舞台をお友達と観に行ってきた。

千種文化小劇場という所は、円形劇場という舞台が正面にない劇場。
真ん中に8角形の舞台らしき演じる場所があり、その場所を3方から客席が囲むというスタイル。(野球場のイメージ)

お芝居も、舞台セットがない。
昔の小学校にあったような木製の椅子が、所々にあるだけ。
あまちんさんの状況説明から、お芝居が始まった。
不思議な感覚だった。
出演される方も、小道具一切無し。
料理を作るしぐさ、窓をあけるしぐさ、体1つで表現されていく。

白樺八青さんとは、今年の4月のあいあいさんのお洒落な時間でお逢いした。
あいあいさんとも共演されている。
名古屋盲人情報文化センターとの共同で、視覚障害者向けの朗読をされている。
私のHPに遊びに来てくれるあきさんとワイズちゃんも、そのお声を聞いている。
とてもステキな女優さんです。

ソートン・ワイルダーの「わが町」
第一幕「日常生活」
第二幕「恋愛と結婚」
第三幕「死」
若くして人生を終えた主人公は終幕で、父母や花や食べ物などに別れを告げる。
人生の時間を刻んでいたのだと解ったと時計にも。
「さようなら」という別れの言葉に私は「有難う、生きている間にお礼を云わなかったことゴメンネ」という気持ちを籠めようと思っている。
刻一刻を大切にというワイルダーのメッセージに対する具体的な答えとして。
(以上は「わが町」のパンフレットより、演出の伊藤敬様のことばより抜粋転記しました)