今日が来ちゃった2007年12月07日 00時10分35秒

やっぱり、


しんどいのが


好きなのかな~?


わざわざ


こんなにしんどい思いしなくてもねえ…と、


思いつつ


「どうせやるんだったら…」


とギリギリまでがんばっちゃう


あは。


やっぱり


しんどいのが好きなのかなあ



昼の部は満席です


当日券はありません


ご来場予定のみなさま、待っています~~♪

キレイは汚い 汚いはキレイ2007年12月10日 15時15分21秒

キレイに見えるモノも 視点が変われば 汚く映る
汚く見えるモノも 自分の位置が変われば キレイに映る


美口啓子さんとのジョイントは
この世界の
そんな多面性を表現できる場でもあった
と思う

むかし優等生的と言われた私は
「それだけじゃないはずだ」と思いつつも
なかなかそこから抜け出せなかった

一度すり込まれたイメージは簡単には払拭できない

このままじゃ表現者としてつまらない!!
何度ももがいたけど
もがいて脱ぎ捨てられるモノじゃない


いろいろな歌も歌ったし
ひとり芝居やモノミュージカルの表現も追い求めた
私生活がボロボロで生きる気力がゼロになる瞬間もあった
子どもを養うため 生活のために表現活動をした時期もあった
ひとが覆い隠す部分に目を向け 官能朗読の活動も続けた

  もちろんいいことだっていっぱいあった
  たとえば想定外の「幸せ」が訪れたり…


だんだん
少しずつ
そうして変わってきた気がする



そして
美口さんのきれいな歌声を得て
しっかり地に足が着いた気がした
私は 世界を表すもうひとつの面を表現できる!

不思議なことに
今まで美口さんと共演した舞台では
(ミュージカル「ふたりのディーバ」以外)
ほとんどセリフを交わすこともなく
私が舞台で生き 苦しみ 泣き 笑う人間の役
おケイさんが高みで美しい声を響かせる超人的役だった

今回のライブも
偶然なのか必然なのか
ときどき
そういう位置関係になった
私が下で絶唱し
美口さんが上で美声を響かせる

どちらか一つだと一方的な視点だろう
でも二人が同時に出ると
相矛盾した内容も含めて
キレイなモノも汚いモノも
同時に内包される大きな世界になる


私はこの機会を得て
強く思った


酔っぱらいのおじちゃんへ
市場で値切りたおすおばちゃん
人の金で遊ぶ政治家へ
橋の下に住んでいるおじいちゃんへ
不倫中のOLへ
ヒッキーへ
ネットカフェ難民へ
電車で化粧中の女子高生へ

銃を持つ子供達へ
エイズで死に行く人々へ
大人に殺される子ども達へ
自ら命を絶つ少年少女へ
春を売る少女へ
万引きする少年へ
人をあやめてしまった人々へ
飢えた人々へ


もっと
もっと
ストレートに届けたい

涙を
笑いを
苦しみを
喜びを
怒りを

現実から目をそらさず
さらには見えない人にも届くように

もっと
もっと
届けたい

そう思う



 あとで読んでみて…
 こういうのが優等生的なんだよな~
 って…
 自覚した
 反省しつつも
 これが私なんだから
 優等生「的」でもイイ!!
 と半分開き直った私です

サプライズ×32007年12月13日 18時11分41秒

ライブのこと
もう一つ書き記しておきます

昨年暮れから急速に近い人になったyo-koさん
今年はあちこちでの私のパフォーマンスにおつき合いいただき
ステキな写真をいっぱい撮ってくださいました

そして 今回のCDとライブにあたっては
チラシやジャケットの写真など
これまたたくさん撮ってくださいました


そしてライブ当日
その日もリハーサルの模様を撮りに来てくれたyo-koさんが
楽屋に静かに現れました

「これ~ふたりにプレゼント」
なになに…?!
開けてみると…



本当に驚きました

小さな写真集です




びっくり×びっくり×びっくり です


印刷された写真集に私たちの
お見せできない あんな顔や
とびっきりのこんな顔
もう 本当に いろいろな 顔 顔 顔 …


こんなにさまざまな顔をyo-koさんに見せていたんだなあ と

最後のページにあった言葉
「創作の場面に出会えたことに 感謝です」

ありがとう!yo-koさん そして えーちゃん



それから
夜の部でのこと

つつがなく(?)ライブは進み
ああもう最後の曲が終わっちゃった…
しみじみしていると
黒ねこくん(サウンドプロデューサー:大坪彰彦氏)登場

打ち合わせにないところで現れるから
なんで~?!
と戸惑っていると

「演奏で参加したミュージシャンみんなからでーす!」
ときれいな花束が…


私たちが全部仕切ってきた(はず)だけに
どうしてこんな展開が~~?!
頭の中は軽いパニック状態
不意打ちで涙があふれます

「まいったな~~!」

そこへさらに不意打ちが

この日は来られないはずのカメレオンスタジオのおかちゃん
=サウンドエンジニア岡田充弘氏が登場

なんと私たちが出会った記念の年1999年のワインまで抱えて


「え~~!!どうしておかちゃんが?!聞いてないって~~!」

「ああ~ホントにまいった~~~!」

あまりにびっくりの連続に
おケイさんも私も完全に素に戻ってしまい
号泣するでもなく
呆然とした中でアンコールを歌ったのでありました

見た目の盛り上がりにはちょっと欠けていたかも知れないけれど
幸せだった…
心から幸せな気持ちでアンコールの「ありがとう」
歌いました


この場を借りて、
yo-koさん、黒ねこくん、ミュージシャンの皆々様、
こんな私たちに、心にくいばかりのプレゼント
ほんとうにありがとう!!



 ありがとう
 私の歌
 ありがとう
 あなたの歌よ

 ありがとう
 二人の歌
 ありがとう
 すべての歌よ

 歌があればあのころのように
 やさしい気持ちになれる
 ほら
 きっと


 ありがとう
 私の歌
 ありがとう
 あなたの歌よ

 ありがとう
 二人の歌
 ありがとう
 すべての歌よ

 歌があればきっといつの日か
 許し合うときが来る
 ほら
 ほら
 きっと

  (白樺八靑・詞 美口啓子・曲)

今年最後のライブ2007年12月16日 13時38分00秒

しらかば・やお 冬のひと夜のしみじみライブ

クリスマス間近なひと夜、
心があたたまる歌&からだが温まるお料理を楽しみませんか?

日時:12月22日(土) 19:00開演
場所:ふらんす屋 藏 0562-46-3411
   (JR大府駅前・改札出て徒歩30秒・三菱東京UFJ銀行の前)

出演:白樺八青(声)&嶋田達也(ギター)

音響 :村上義博
ステージマネージャー:佐野千秋

料理監修:服部佑児 (大相撲前藤ノ川関)
調理人:道場鍋三郎(←ギャグ?!)
『オリジナル・チャンコ鍋』を創作

企画:神勢丸 鈴木林蔵
会費:4000円 ビンゴゲームもあります。

ご予約は直接お店へどうぞ!

この店のオーナー、鈴木林蔵さんは、
「中学生日記」の校長先生役やラジオでもおなじみの方。
一昨年、お芝居「わが町」では夫婦役で共演させていただきました。

命は生まれ そして…2007年12月19日 15時27分33秒

 あなたに出会う前に
 いくど夜明けを迎えただろう
 最初の朝を迎えるまでに
 いくつ星に祈っただろう

 命は生まれ 
 そしてはかなく消えてゆく
 無数の光放ちながら 時は流れる

 

 この命終わる前に
 いくど夜明けを見られるだろう
 最後の夜を迎えるまでに
 いくつ星を仰げるだろう

 命は生まれ 
 そしてはかなく消えてゆく
 無数のドラマ紡ぎながら 時は流れる

 あなたから私へ
 私からだれかへ
 流れをつなぐ無数のドラマ
 誰もが紡ぎながら時は流れる
 時は流れる
 時は流れる

   「時は流れる」 Lyric by やお


ハンドルを握りながら
ちょうどわたしたちのこの歌が流れていたとき
メールの着信に気づきました
車を止めて携帯を手にしたら
Sちゃんからでした

最初のひと言が目に飛び込み
続きはすぐには読めませんでした

つい三日前にベッドで笑う彼の写真を
携帯で送ってきてくれたばかりでした





18日朝の9時52分に彼は旅立ちました。
ずっと一緒にいることができた私は幸せでした。
今、とっても穏やかな素敵な笑顔で眠っています。





 この

 命

 終わる前に

 いくど

 夜明けを

 見られるだろう

 最後の

 夜を

 迎えるまでに

 いくつ

 星を

 仰げるだろう




歌声が
いつまでも繰り返し響いていました

表現者:講師2007年12月23日 11時45分03秒

昨日は、林蔵さんのお店「ふらんす屋☆藏」でのライブでした。


前夜、二時過ぎまでかかって書いた語りの台本を忘れ、
一瞬さーーーっと血の気が引きました。
…しかし、ま、こういう事は日常茶飯事なので…、
さほど動揺せずに即興で進めました。

chiakiちゃんが、
「ちゃんと考えたことが大事で、
一度書いたことは自分の中にあるから大丈夫だよ!」
と言ってくれたのも救いとなりました。
まさに天にすべてを委ねた一時間でした。

ひとつめの語りは、可能な限りSちゃんになって語ってみました。
17年前のプロポーズ、さり気ない日常、
一緒に飲むコーヒー、洗いざらしのシャツ、
手をつないで歩く散歩、病室からの風景…、
ことば足らずではあったけど、なんとか表現しました。

昨日は、Sちゃんのパートナーはもちろんのこと、
今年亡くなった人たちへ、
ひとりひとりに「ありがとう」と心を込めて歌いました。
朗読したのは長田弘の詩集「死者の贈り物」。
言葉が奥の奥まで染みこんできました。

昨日は、とってもかわいらしい空間で、
お客様が泣いていらっしゃるのがすべて直接わかる距離。
涙がこぼれ落ちる瞬間の歌が、
人にとって少しずつ違うのも興味深いです。



このごろ教室が増えるのと反比例のように、
こういうライブが少なくなってきました。
以前は、表現者としてお客様と出会うチャンスがもっとありました。

しかし、私にも与えられた時間は一日24時間、一年365日。
あれもこれもそんなに欲張れるものではありません。

教室に来て下さる方々の多くが、
表現者としての私に興味を持って下さり、
とてもとてもありがたく思うのですが、
もちろんそれは「イコール」ではなく、
やはり地道な“表現者としての活動”を
もっともっと進めたいな~と思いました。


さてさて、CDをご注文下さった皆さま、
ようやく明日発送できます。
ホントにホントにお待たせしてしまい、ごめんなさい!!

こちらも地道な“種まき”を続けまーす!


今日はこれから朝日カルチャーセンターの講座です。
今日のテキストは落語から「粗忽長屋」でーす。
大いに笑うぞ!!

生きています2007年12月31日 22時24分43秒

私は今 生きています

あなたも今 生きています

それがとてもうれしいのです



明日はわかりません

誰にもわかりません



だから

瞬きしている間に通り過ぎてしまう一瞬を

精一杯生きることしかできないのです





同じ時代を生きて

共通の時間と空間を共にしているあなた


ありがとう



この奇跡の出会いに感謝して

これからも

あなたと

そして あなたと過ごす時間を

大切に大切に生きてゆきます