復帰、また一歩2009年10月11日 13時36分17秒

ふと気づけば、先月はまったく更新しないままのブログになってしまいました。
ごめんなさい。

5人家族 〜しかも上の子たちが社会人〜 ともなると、
四六時中だれかの部屋の電気がついていて、
誰かがたいていいるこのごろ。

久しぶりに、はるちゃんと二人きりの静かな家の中です。

はるちゃんは木曜日からずっと39度台の熱が出ていて、
お散歩も自粛です。
今はスヤスヤ眠っています。

新型インフルエンザではないことは診断していただいたので、
生まれて初めての本格的な風邪のようですね。

「上の子どもたちが小さいころも綱渡りだったなあ」と思い出しています。
当時3歳だった娘がコンサートの直前に肺炎で入院し、
病院へ通ったことなど思い出がたくさんよぎります。


さて、今度の土曜日、
私にとってドキドキの「復帰ライブ」があります。
2時間、歌って語り朗読もするステージは出産後はじめてです。 
卒業した大学の同窓会が主催してくれました。
聴衆は、同窓生、その家族・友人、教職員の皆さんです。

もともと「講演会」として依頼を受け、
せっかくだから歌や朗読も...という流れで内容が決まりました。

遠くに住む友人が名古屋へ駆けつけてくれます。
もっと遠い友人からは、メッセージが届きました。

さまざまな思いをこめて、
「いのちへの祈り〜だれもが輝く人生を〜」
というタイトルをつけました。

一般の方々にお越しいただけないのが残念ですが、
昨年の「ありがとうLIVE」と同じく、
私にとって強く強く記憶に残るライブとなるでしょう。

“今できること”を精一杯やる。
ずっと、これからも。
ただそれだけ、です。

私が元気になれる場所2009年10月19日 10時20分08秒

復帰ライブの日から、早くも二日が過ぎてしまいました。

幸か、不幸か、
余韻に浸っていられない我が身です。

はるちゃんは扁桃腺でたびたび高熱だったり、
介護認定がおりるまで自力で暮らす母のサポートもしなきゃだし、
超元気だった夫の母が突然の入院・手術でゼロからのスタートだし、
連日 長時間労働の息子はフラフラでアッシーせざるを得ないし、
体調がいまいちの夫も仕事が超多忙で休日返上で頑張っているし。。。
もろもろの現実が日常へと私を引っ張っていきます 。

ま、これでバランスがとれているのかも。あはは。

でも、ご報告します。

はい。
いいライブになりました。

もちろん、反省点はありますけどね。
そんなことは、ここでごちゃごちゃ書かないことにします。

ひとことで言うと、
客席が、涙でいっぱいになっているように見えました。

ステージの上も、実はこぼれ落ちる寸前だったんですけどね。
ね、Tietaちゃん。

「涙」って心を洗い流す力があるんですよね。
泣いてもらえるってことは、表現者としてうれしい限りです。
実は私自身も、リハーサルまでは泣けて歌えなかったりしましたけどね。


講演から始まった話なので、トークを長めにと考えましたが、
そもそも「詩」や「歌」は、長ーいお話をコトコト煮詰めて、
すくい上げたエッセンスなので、
やっぱりお話は最低限でいいんだなとあらためて思いました。


ステージが好きです。
私が芯から元気になれる場所です。

それから、ステージのことをあれこれ考えている瞬間、ですね。

もちろん、家族や友人や、
周りの人たちみんなが元気でいてくれることが条件ですが、
私が元気になれる場所は、やっぱりステージです。
それを再認識した一日でした。


日本福祉大学 同窓会のみなさま、
会場でお声をかけてくださった多くの先生方、
個性派ぞろいの卒業生のみなさま、
長野県や滋賀県から来てくれた友人、
会場の上階下階を駆け回り滞りなく進めてくれたスタッフの方々、
ステージをすばらしい「音」で満たしてくれた共演者のおふたり。
はるちゃんを一日おぶって会場で支えてくれた かやさん。

ありがとうございました!