心の休息日2016年07月03日 22時15分12秒

ちょうど一週間前に目にしたものを書きます。

440年前の「戦」の地。
ゲンジボタルの乱舞する川辺。
”120年に一度咲く”といわれる笹の花…。

行き当たりばったりの旅で遭遇したものたちは、
日常を少し遠くから見つめる時間をくれました。

帰り道、「ライブカフェ足助のかじやさん」に寄りました。

何度かライブをしたお店です。
最後は、望月雄史さん&林敬子さんと3人で15年前にやったライブでした。

あの夜、濱田千枝ちゃんが車を走らせ聴きに来てくれました。
今は亡き 母も客席にいました。

それから10年後の6月、
2歳の娘をつれて家族でふらっと訪ねました。
オーナーの広瀬さんとも久しぶりに会えました。
たくさん話に花が咲きました。

それから3年後、広瀬さんは亡くなってしまいました。
お通夜もお葬式もいけないままで、
なにかが胸につかえたままでした。

広瀬さんが亡くなって2年が過ぎ、
数日前、7歳になった娘と
家族で立ち寄った「足助のかじやさん」には、
広瀬さんの奥様がいらっしゃいました。
懐かしい気持ちでお話ししました。

広瀬さんの面影がお店のそこかしこにあって、
ラジオのゲストでお呼びしたことや、
広瀬さんのレコーディングの場を訪ねた日のこと、
ライブで歌った歌などを思い出しました。

ときどき、ふっと会いたくなる人。
ときどき、ふっと思い出す人。
ときどき、ふっと行きたくなるところ。

そんなひと、ばしょ、ありがたいです。

ときの流れが、幾筋も、
曲がったり、止まったりしながら、
それでも流れています。