守山文化小劇場25周年ミュージカル2024年11月11日 09時57分37秒

こちらのブログ、ずっとご無沙汰しておりました。

現在代表を務める「守山の文化を考える会」と
「守山文化小劇場」との共催による
守山文化小劇場25周年記念オリジナルミュージカル
「ひびきあう生命(いのち)」。

制作と脚本を担当し、無事に幕を降ろすことができました。

さかのぼること1年以上前にはプレ企画として、
音楽会&作品展「森のささやき 風のうた」を開催、
そして今年は、
出演希望の人達対象のワーククショップを4月からスタート、
11月9日~10日の本番まで本当に長い道のりでした。

重ねて長文になりますが、
当日配布したプログラムに記したあいさつ文を紹介して、
ご報告とさせていただきます。

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結晶としての八竜湿地 

 八竜緑地の近くに越してきて30年近くになります。以来、清らかさを湛えたこの森は、いつでも私を静かに迎えてくれました。
 ここで毎日のように笹を刈りこみ、枝を払っていた方が、「水源の森と八竜湿地を守る会」の柴田美子さんでした。ひとり黙々と作業を続ける姿は今も脳裏に焼き付いています。やがて会長ご退任の時期に保全活動のまとめとして出版されたご著書を開くと、私が知らなかった事実が記されており、この森が人びとの生命への祈りの結晶だったとあらためて知ったのでした。
 水も植物も、私たちが生きるためになくてはならないものです。しかし、多くの現代人はそのことを忘れて暮らしています。この森を守る行動は、地球上に生かされる人類への根源的な問いかけでもあるのでしょう。
 このたび守山文化小劇場25周年記念公演として、この物語を舞台化する機会をいただきました。劇場との二人三脚だからこそ取り組めた企画で、青木宏之館長はじめ劇場スタッフの皆様には感謝に堪えません。
 そして今日、劇場にお越しくださったお客様、守山のご縁でご快諾くださったゲストの皆様、ワークショップからの7か月間をともに過ごした出演者の皆様、プロのワークで全方向を固めてくださるスタッフの皆様、加えてこれまで守山の地で文化の灯をともし続けた当会の諸先輩方や仲間たちへ心から感謝の気持ちを伝えます。
 小さな森を描いたこの作品から、過去、現在、そして未来の地球と私たちを少しでもイメージしていただけたら幸せです。

16年のご報告2024年08月26日 15時17分13秒

8月25日。

あの日も日曜日でした。
やっぱり良く晴れた暑い日でした。

本来の出産予定日は9月の半ばでしたが、
(高齢で)帝王切開と決められていたので、
主治医のスケジュールと合わせ
自分の誕生日と6か月違いの8月25日になりました。

入院した日は、
ちょうど北京オリンピックの閉会式が
病室のテレビで中継されていました。

手術台というものに生まれて初めて乗りました。

「あれ」
「おーーい」

立ち会ってくださった小児科の医師たちが、
生まれたわが子に声をかけ背中を軽くたたいたりしています。

産声を聞きたくて局部麻酔にしたけれど、
ふにゃと小さな声がかすかに聞えただけで
NICUに運ばれて行きました。

カメラを用意して待っていてくださった助産師さんに
写真を撮ってもらうことも叶いませんでした。

生まれて来たわが子は、そのまま二週間保育器にいました。

何本もチューブにつながれた姿に、涙があふれました。

そしてお医者さまや看護師さんに見守られ、
何事もなかったかのように二週間後、
その子は家にやってきました。

子を授かることは奇跡だということ、
無事に生まれ出ることはさらに難しいことだと知った日でした。


そんな記憶も薄らいでいきそうな年月が過ぎましたねー。

おかげさまで、はるちゃんは16歳になりました。

親から見ていいところは、
何でも「美味しい!」と言って食べること、
小さな出来事でも「楽しかった~」と振り返ることです。

今日までの何気ない日々にありがとうございます!



お年頃になり、
写真をアップするのは本人も抵抗があるので、
文面にてご報告と感謝の気持ちを🙇

より能動的に イメージをカタチに2024年01月07日 18時17分32秒

白樺八靑ボイスパフォーマンスライブ
2024年
 より能動的に
  イメージをカタチに

振り返れば何かと受け身の人生でした。

それはそれで、出会いや、偶然性や、
奇蹟のようなコラボレーションなどなど
"めぐみ"をたくさんいただくことができました。

すべてに感謝あるのみです。

さて、今年は少しシフトチェンジして、
より能動的に
既成概念や
常識や
誰かの視線などの
枷から抜け出して
内から湧き出るイメージを
形にしていこうと思います。

自分を信じること。
そこから始まりますね。

今年もよろしくお願いいたします。

ShirakabaYao Voice Performance Live(2023.7.23)
《 Photo by Eitaro Yamaguchi》

#白樺八靑 #しらかばやお #ボイスパフォーマー #声と言葉の伝え人 #より能動的に #イメージをカタチに

今年も、もう…2023年03月05日 21時42分40秒

この写真は昨年11月の尾張旭市文化会館ステージでの一枚。
2023年も、弥生3月になりました。

今年は珍しく演劇づいていて、
1月14~15日には芸創センターにて愛知芸術文化協会30周年記念の公演「雨あがりの宴」に出演いたしました。

出演だけでなく実行委員として財務を担当し、
実は未だにお仕事は終わっておりませんが…、
とても貴重な経験をいたしました。

今後の主な予定をお伝えします。


◎なごや芝居の広場 第7弾  ~北区編~
  「リメンバー・ユー」

近未来、水没しつつある名古屋市北区に住み続ける女性の役。

幼稚園児から中高年まで幅広い年齢層の方々(その中でも圧倒的に10代~20代が多い!)とともに自分の年齢も顧みず歌ったり踊ったりしています。ゲストはダブルキャストで、私は

・3月26日(日)13:30と17:00に出演します。
・北文化小劇場
・チケット:3,000円 高校生以下:1,500円


◎朗読の会しらかば 朗読ライブ
  「とりつくしま」

指導と演出をします!

かれこれ20年以上…長~いおつき合いの朗読グループ。
皆さんご高齢になられて(自分もですが)、お仲間同士励まし合って練習される様子は微笑ましいです。
東直子さんの傑作を朗読します。
ギタリスト嶋田達也さんに素敵な演奏で花を添えていただきます。

・5月27日(土)
・HITOMI HALL
・入場無料・整理券必要


◎「もりやま合唱フェスタ」
コロナ禍により本来の姿で開催できず3年がすぎましたが、
ようやく有観客で開催、私は司会進行役です。

・5月28日(日)
・守山文化小劇場
・入場無料


◎「熱田生涯学習センター
 女性セミナー公開講座」
 ありのままに自分らしく
  歌や言葉に想いをよせて
・5月31日(水)10~12時
・熱田生涯学習センター
・無料・どなたでも視聴いただけます


◎朝日カルチャーセンター
寺山修司没後40年記念講座の講師を務めます。
・6月11日(日)13:30~15:00
・詳細は追ってお伝えします。


◎「視覚障がい者のための呼吸法&ボイストレーニング」
講師を勤めます。
・7月15日13時~14時30分
・名古屋市視覚障がい者協会


◎白樺八靑 朗読コンサート
嶋田達也(ギター)&岩田ゆいこ(ヴァイオリン)
・7月23日(日)午後
・ハレ・ルンデ ホール
・詳細は追ってお伝えします。


◎守山文化小劇場25周年記念プレコンサート
この春にリニューアルオープンする守山文化小劇場は来年25周年を迎えます。そこでとっておきのコンサートを企画します。
代表を務める守山の文化を考える会の取り組み。
・10月9日(月・祝)午後
・素晴らしい演奏家とともに、八竜湿地の映像を映しながら
自然と人の物語をつづります。


◎やお&あこコンサート
「音楽+言葉=光 Vol,5」
平山 晶子さんのピアノ+私の歌と朗読
書下ろしのせつない大人の恋物語、音楽と言葉が5:5に立ち上がるコンサート、復活します!
・12月15日(金)午後・夜間
・アーク栄サロンホール
・詳細は追ってお知らせします。


主宰する #ことばのなまびや の講座も皆様のお陰でいつも楽しい時間にしていただいています。

ひきこもりの若者のための #ミライデア の講座も開きます。

守山の文化を考える会も劇場25周年に向けて本格始動。

どこかでお目にかかれますように!

#しらかばやお
#ことばのまなびや
#守山の文化を考える会
#朗読講座
#守山文化小劇場25周年記念
#ミライデア
#音楽言葉光

写真は、昨年11月の尾張旭市文化会館でステージより。

劇場での集団感染2020年07月14日 14時10分44秒

幕が降りた直後に「無事終演」宣言ができた数ヵ月前が懐かしい。

幕が降りたのち、お客様の情報を二週間保管し、出演者にも観客にも感染者がでなかったとき、初めて「無事終わりました」と報告ができる。

なんとも…たいへんな時代になりました。

なにもしないのが一番安全。

けれど、慎重に、真摯に、「うつさない」「うつらない」対策を最大限にして前に進むことも必要。

舞台を、劇場を舐めたら、舞台人みんなの明日を奪ってしまう。

だから、
一歩、一歩。
責任と覚悟の上に。



尾上松緑さんのブログ。
http://blog.shouroku-4th.com/?eid=951&fbclid=IwAR1gBxIgfrda1PYnf8G5A4AP09afaL9krpOm3rjTwpI0mFiTwHy2hGBBlS4#gsc.tab=0

ナゴヤ劇場ジャーナル2020年07月05日 15時46分09秒

妄想会議@ちくさ座
地元でがんばるステージ情報紙「ナゴヤ劇場ジャーナル」さんから、「閉じ込められたアーティストたち」というテーマをいただきました。

書いたのが2か月ほど前で、若干「今現在」とずれていますが、お読みいただけたら幸いです。

以下に文章を掲載します。


 いつもどおり慌ただしく通り過ぎるはずだった2020年が年明け早々一変した。流行り始めたウィルス感染症が、人と人との交流を媒体に拡大しているという。握手や近距離での会話も、ときとして人の命を奪う危険を伴うと。

 混乱気味のまま2月中旬に開いた門下生の総会では、全員マスクをつけ、会場のドアノブや机、椅子、参加者の手指もアルコール消毒してから始めた。まだそのころは、クルーズ船での集団感染を他人事と捉える人もいた。

 3月はじめ、演出をした朗読劇は無観客で開催。カメラマンに協力を仰ぎ、四台のビデオカメラを客席に設置、何があっても途中で止めないことを告げて上演した。静まり返ったホール独特の空気感も手伝ってか、観客不在に落胆していた出演者からも、なんとか実現できたことを喜ぶ声もあった。

 その後は立て続けに、出演を予定していた公演が中止や延期となる。また、秋に主催予定だった記念公演も、緊急事態宣言が延長する中で稽古開始の目途が立たず、やはり中止の決断に至った。

 同様に講座やレッスンも休講や中止が続く。屋外での講座ですら、参加者の交通手段を考えると、人命と引き替えの行為になりつつあった。オンラインレッスンも取り入れてはいるが、インターネット環境が整っていない人もいるため、それを基本にするにはまだ時間が必要だ。
こうしてスケジュール表が「中止」「延期」の文字で埋められていくたび、経済的痛手と同時に心の深いところにダメージが積み重なるのをじわじわと感じてきた。

 閉じ込められた三か月、コロナ後の表現活動に想像を巡らせていた。はたしてソーシャルディスタンスは、のど元過ぎれば忘れ去られるのだろうか。それともひとつの経験値として私たちに根づき、その距離感での新たな表現が生み出されるのだろうか。

 汗を滴らせ、唾が飛んでくる密な空間での小劇場演劇や音楽ライブは、コロナ以前の文化遺産となってしまうのか。空気の振動によって呼吸と声を合わせてきたコーラスは、どのように生き残るのか。ホールの客席や定員はどう変わるのか。感染リスクを避けるべくネット配信が主流になっていくのだろうか。

 自粛要請が解かれ、扉があいたはずなのに、不用意には動けない現実が目の前にある。

 ある人がつぶやいた言葉が心に刺さった。「身体の弱い人間は、もう気軽にライブには出かけられませんね」

 弱者への想像力なくして文化は成立しない。体温や呼吸を通じた他者との交流に「命の危険」がつきまとう今、人々に幸せな時間を運ぶエンターテイメントはどう創られていくのだろう。扉の外へ一歩を踏み出すため、最大限イマジネーションをひろげてみようと思う。

魂のいぶき 語り、舞い、奏でるいのち2018年09月20日 18時23分51秒

地唄舞山村流 山村楽乃さんとお会いして
何か一緒にやりましょうと話したのは、
もう十数年前のこと。
その後、私は高齢出産をし、人生の風景が一変。
10年の月日が流れ、また少しずつ活動の幅も広がってきました。

ようやく楽乃さんと15年越しの座組「八楽座」がスタートしました。


筝曲 清香さんを迎え、
その道を極めた素晴らしいお二人との時間。

しっかりと歩み続けた安定の芸と表現世界。
そこにわが身を預けてみようと思います。

白樺にとっては新たな挑戦のオンパレード!

書き下ろし作品もいくつか。
清香さんのソロ曲「芽ぶき」。

同じく清香さん作曲に
私が詞をつけた「陽音(あきの)」。

楽乃さんの舞いに、
私が新たに曲をつけた「浮き舟」。

唄もいつもの発声から切り替えて、
和の様式を追い求めてみます。

また、清少納言の「枕草子」では、
(かつて楊輝荘で読んだ源氏物語から再び…)
京言葉のアクセントに挑戦いたします。

後半には、三度目の上演となる
「天空からのことづて」(原作「つるの恩返し」)。
楽乃さんの舞いが加わり、
さらに情感豊かにお届けいたします。

また、今回の公演では、
清香さんのお友だち、
Tomoko Uemuraさんの
麻炭(あさずみ)陶器展を同時開催いたします。

麻炭の釉薬で焼かれた作品たちは、
囲まれているだけでも幸せな気持ちに…。
その中でも麻鈴は、
古代ソルフェジオの周波数で、
心の奥まで心地よく、優しく響きます。

🍀2018年10月20日土曜日
🍀11時30分と14時30分 (2回公演)
🍀清浄寺(通称 矢場地蔵さん)
地下鉄矢場駅より徒歩3分ほど
🍀おひとり 2,500円
おかげさまで、
それほど宣伝もしないうちに、
空席が少なくなって参りました。

三島由紀夫「葵上」リーディング2018年01月06日 10時18分37秒

恨む気持ちでかつての恋人のもとへ表れる生き霊・六条康子役で出演します。
稽古場では「はまり役」と評され、複雑な心境ながら(笑)、
久しぶりに自分以外の人に演出をしていただき、
楽しく有意義な時間を過ごしております。
チケット代もかなり良心的。
あなたのお越しをお待ちしています!

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三島由紀夫
「近代能楽集」より「葵上」をリーディングで上演!

☆演出:川村ミチル

☆出演:
●白樺八靑 
●堀田和則(巣山プロ)
●木村好江
●青木保奈実(劇団そらのゆめ)
●渋川卓思(ヴァイオリン)
●清香(箏)

☆日時:2018年
 1月13日(土)18:30開演 ...
  *「邯鄲」(平塚直隆 演出)と上演
 1月14日(日)15:30開演
  *「卒塔婆小町」(かこまさつぐ 演出)と上演

☆会場:名古屋市北文化小劇場
☆料金:
 一般前売:1,800円
 友の会・障がい者割引:1,500円
 学生・65歳以上:1,500円
 高校生以下:500円
 当日:2,000円
 ※2公演同時購入(前売のみ):1,250円×2

○「葵上」のほかに、「卒塔婆小町」(かこまさつぐ 演出)、「班女」(菊本健郎 演出)、「邯鄲」(平塚直隆 演出) それぞれ2作品ずつ上演します。

☆主催:文化庁・一般社団法人日本演出者協会
☆共催:名古屋市文化振興事業団

ひさびさのプロデュース2017年07月08日 03時46分55秒

濱田千枝さんとはずいぶん昔からのお友だちです。
千枝さんのフルートリサイタル、二度目を開きます。

またしても、私にプロデュースをと請われました。
タイトルは、「生きぬくための息ぬき」

第二部は、私が、影ナレーションで曲間をつなぎます。
ようやくそのナレーション原稿ができました!

なかなかいい感じです(^^)

ぜひぜひおいでください!

・7月14日(金)19時開演
・昭和文化小劇場
・濱田千枝(フルート)
 山下勝(ピアノ)
 田中りえ(ダンス)
 白樺八靑(ボイス)

・前売りチケット2500円(当日券は3000円)
・チケットは昭和文化小劇場ほか、
 名古屋市文化振興事業団が管理する施設でもお買い求めいただけます。

終わりました!2017年03月01日 18時00分30秒

まるで「生前葬」のような(笑)
「ドラマティックライブ」が終わりました。

(もう終わって4日も過ぎているんですけど…)

あの日のできごとは、
ほんと、58年生きてきて、
たまたま偶然いただいた プレゼントだと思います。

何が驚いたって、
わたし一人のために「ハッピーバースデー」を
あんなに大勢の方々が、
ホールに響き渡る声で歌ってくれている風景。

茫然自失でした…(+o+)

わたしは、歌うとき、
客席にいらっしゃるひとりひとりに届きますように、
と歌っているのですが、
生まれて初めて、その「逆向き」を経験しました。
35年こういう活動を続けていて、はじめての体験でした。

ご来場くださった皆様、
来られなくとも心を飛ばしてくださった方、
あるとき、ある瞬間、ふっと思い出してくださった方、
もちろんそうでない方も、
今はただただ、
ほんとうに、
ありがとうございました。

演奏メンバーは、半年近く前から、
菅原拓馬さん、伊藤玉木さん、竹内幸枝さんに集まってもらい、
なんとも贅沢なリハーサルを重ねました。
みんな相当に忙しいのに…。

あらためて、共演してくださった三人の素晴らしい音楽家に、
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

第一部のなかの一曲。
「阿部定事件」をモチーフにした黒テント芝居、
佐藤信作詞の「お定のモリタート」。

今回のステージのビジュアルが、まず心に浮かびました。
広い舞台を歌いつつ、上(かみ)~下(しも)へ横切っていく。
そこに筆奏人 梅扇さんの書ワークを絡ませていただこうとなり、
映像ビジュアル担当の牛嶋宏樹さん(うっしー)登場!!

梅扇さんの筆さばきを
実演以上に「生々しく」表現する試みが生まれ、
あの圧倒的な1シーン、
客席全体が息をのむステージとなりました!

また新曲「永遠ノ旋律」では、歌詞がつく前の音源から、
色とりどりの照明が点滅するイメージがわたしの中にあり。
これも最終地点は最初のイメージ通りのビジュアルになりました。

しかも、照明ではなく、
なんとうっしーの映像で実現。
4つの「音」を視覚化し、
お花畑のようにステージに咲かせたのでした。

うっしーのとてつもない感性と努力に、
あらためて、惜しみない拍手を送ります!!
ありがとうございました!!

また、劇場スタッフの皆さんも、
白紗幕をつり、地ガスリを敷き、客席をつぶして花道を作り、
舞台奥で上~下の移動が見えるようにと、
平台を組み、高み・階段を作ってくださいました。

音響、照明のスタッフさんも、
とても大変な制約のなかを最大限のお仕事をしてくださいました。
しかも楽しそうに!!

守山の文化を考える会代表 菱田一雄さんも、
舞台監督のお仕事以上にステージングのアドバイスをくださり、
客観視できない部分をかなりフォローしていただきました。

守山の文化を考える会の皆様にも、
仕込み、ばらしをお手伝いいただきました!

こう書いているだけでも、
幸せな気持ちがまた生まれてきます。

あの日の朝、
自宅の洗面台でふだんのお化粧をパパッとしたまま、
口紅もパウダーもつけずに本番を迎えてしまったことだけは
、少々悔やまれますが(笑)、それをのぞけば、
守られている感覚いっぱいで、
最後の一曲まで歌うことができました。

すべてのことに、今は感謝するだけです。
ありがとうございました!!


Photo by Eitarou Yamaguchi