モモのこと 連休のこと2008年05月01日 10時54分19秒

モモ
ゴールデンレトリバー×?=ミックス犬
33㎏ 10歳 ♀

モモのお腹にしこりを見つけました。
獣医さんで検査してもらったら、
悪性腫瘍と確認されました。
切除手術と転移を調べるCTスキャンなどで、
10万円以上はかかるとのこと。

母の手術入院やモモの癌の発見など、
ここひと月ずいぶん激しい日々でした。
そして母のリハビリもモモのガンとの闘いも、いま始まったばかり。
だんだん大きくなるお腹を抱えて、
これからも修行の日々は続きそうです。


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さて、そんな激しい名古屋をしばし離れ、
明日から上京します。

5月2日は、河口湖畔に泊まります。
いつもは直行で東京入りするのですが、
元旦に見た富士山にもう一度会いたくて、
はじめての寄り道です。

5月3日は、恒例の青梅(おうめ)祭。
すごい人だと思うので、私はお祭りには行かないでしょう。
そして、夫の両親に子を授かったことを報告します。
「えっ?!まだ知らせていなかったの?!」
誰もがそう思いますよね。そうなのです~。
夫なりのこだわりで、
「こういう大事な話は顔を見て伝えたい」とのことで…
親戚一同だれひとり想像もしていないことでしょうから、
きっとビックリするだろうなあ…

そして5月4日は、歌のレコーディングです。
音楽ユニオンを通じて出会った内山ゆきおさんたちが立ち上げた
新レーベル「SHIKIBU RECORDS」(シキブレコード)が
12枚同時発売する シングルの一曲に
歌手として参加いたします。
曲名は「コトノハの箱舟」。

 たとえば世界に
  たった三つの言葉しか残せないとしたら
  どの言葉を箱舟に乗せよう…

とてもとてもステキな楽曲です。
CD完成の暁には、ぜひお聴き下さいませ。

そしてそして、そのレコーディングには、
ミクシイを通じて出会ったAさんがのぞきに来て下さる予定です。
初めてのご対面に今からワクワクドキドキしています。

 


私が名古屋にいない間のモモの世話は、
お向かいでギター教室を開いていらっしゃる
山口耕平さん願いしました。
こうへいさん、よろしくお願いします。

では、行ってきます!

慣れない布団で3泊2008年05月06日 09時58分14秒

基本的には、神経の太い私なのですが、
布団が変わると熟睡できないところだけは、非常に神経質。
三晩、慣れない布団や空気の中で夜を過ごし、
帰ってきたらどーっと疲れが出てきました。


ご報告です。

富士山はまったく見えませんでした
夫の実家の反応は、想像以上でした
レコーディングは、二回目でOKいただきました

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雨の河口湖は、なかなか風情がありましたが…、
いちばんの目的だった富士山はひと目も見られず、
「もう一度来いと言うことかな…」と理解し、あとにしました。
帰り道、土砂降りの雨の中、
富士急ハイランドのジェットコースターに
たくさんの人たちが乗っているのを見て、
私の理解を超えた風景に驚きと感動を覚えました。

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そして、夫の実家では、
何十年ぶりのおめでたと盛り上がりました。
(たしかに姉のところの姪っ子たちももう三十路ですから。)
「次の帰省の時には、3人かな…」なんていいながら、
90歳の父と83歳の母と語り合いました。

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SHIKIBU RECORDSのレコーディングは、
みんながソファに座っている目の前のマイクで歌うという、
超アットホームなものでした。
内山ゆきおさんとも何年ぶりかでお会いでき、
mixiつながりで同じ誕生日(年は彼女の方が二つ下)の
青柳敦子さんともようやくご対面、
いろいろGiftの多い一日でした。

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それにしても、東京の道。
「東京は車で行くもんじゃない。」いつも痛感します。
今回は東京の中心からはずれて、
23区の中でも西の方だけだったんですが…。
名古屋なら車が通るのもはばかられる裏道が、
東京の場合は幹線道路だったり、バス通りだったり
さっきまで車がいっぱい通っていた道が、
いつの間にか行き止まりになっていたり…。
かなり冒険しました。
でも、それなりに楽しみました~。

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今回は行きも帰りも中央道でした。
助手席の夫にしてみたら、
たぶん電車の方が気楽でよかったでしょうけど…。

渋滞にもさほど巻き込まれず、
なんとか無事に帰ってきたご報告でした。

モモのこと その22008年05月13日 19時47分00秒

気にして下さっている方にご報告します。

モモの腫瘍は、検査結果に「混合腫瘍」とあり、
あらたに診てもらったお医者さんによると、
悪性とは断定できないそうです。

細胞検査をすれば分かるのですが、
今のところ、こぶの状態からは良性のように思えるので、
年齢を考えてリスクの高い全身麻酔をかけての摘出手術は、
避けることに致しました。

人間も動物も同じですね。
どんな一生を送りたいのか。
なにをいちばん大事に考えるのか。
その選択肢かなと感じました。

もちろんモモには、
できるだけ長生きして欲しいと思っています。
散歩も出来るかぎり毎日行くぞー!

モモとの時間をたいせつに、
楽しい時間を作りたいと思います。



それにしても、年末で11歳になるモモ。
お医者さんに、
「人間なら70~80歳のおばあちゃん」と言われたのですが、
力も強く、落ち着きのない姿を見ると、
「年相応にもう少し老けたら?」と言いたくなるほどです。

涙もろいこのごろ2008年05月22日 16時24分29秒

本日から7ヶ月目に入りました。

おかげさまで順調です。
というよりも…、
「前より元気になった」みたいです。

二度の流産の時なんて
歩くのも、立っているのもやっとでしたから、
この違いはすごいな~!と感心しています。

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ずっと続けてきた教室は順にお休みに入っています。
昨日はカルチャーセンターで一番長く続いた
「中村公園教室」最後の講座でした。

いろいろなご縁でこうして教室を持つことができ、
そこに来てくれた人たちと、
幸せな時間をともに過ごすことができたこと。
ありがとう、
ありがとう、
その言葉しか浮かびません。

そして、カルチャーセンターで出会った人たちが、
「これで終わるのは淋しすぎる」と、
私の復帰を待ちつつ、
自主グループとして新たな一歩を踏み出したことも、
私の想像を超えた結果で、感動でした。

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今朝は、今週末に司会をする「もりやま合唱フェスタ」の
合同練習にうかがいました。
練習会場は、私の母校、廿軒家(にじっけんや)小学校。
合唱フェスタは今年10周年ということで、
司会をするだけでなく、
合同合唱曲のための作詞の依頼もいただき、
またまた美口啓子さんとのコンビで、
一曲創作させていただきました。

 あの日の風に会いたくて
 赤い電車に飛び乗った
 遠いあの日 置き忘れた夢
 今でもあるかしら
 やさしい風は今でも吹いているかしら…

この詞は、まさにこの母校の近くの風景なのです。
奇しくも練習会場の黒板には懐かしい校歌の歌詞が…。

夏休みも毎日通ったコーラス部。
大好きだった図書室の窓辺。
木造の講堂。
遠足や、修学旅行など
ごちゃ混ぜになってタイムトラベル…。
ふいに涙がぽろぽろ…。

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それから、
おととい届いた突然の訃報。
夫の友人のケンちゃんが、血を吐いて亡くなった。

私の妊娠を知ってわざわざ電話をくれて、
「銀のアクセサリーを身につけると魔除けになっていいよ」
と教えてくれた。
CDライブには友人まで呼んできてくれて、
あとでうれしい感想の手紙をくれた。
突然、目の前からいなくなちゃったケンちゃん。
お通夜もお葬式も知らされず荼毘に付されたと聞き、
彼の人生に思いを馳せて…ひとりで泣いた。


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8月9日に、コンサートをやることにしました。
(ちくさ座で午後二時から)
朗読と歌で構成した書き下ろしの作品をやろうかと考えています。
飾りっ気のないシンプルなものになるでしょうが、
今しかできない、
私にしかできない、
なにかを伝えたいです。