涙もろいこのごろ2008年05月22日 16時24分29秒

本日から7ヶ月目に入りました。

おかげさまで順調です。
というよりも…、
「前より元気になった」みたいです。

二度の流産の時なんて
歩くのも、立っているのもやっとでしたから、
この違いはすごいな~!と感心しています。

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ずっと続けてきた教室は順にお休みに入っています。
昨日はカルチャーセンターで一番長く続いた
「中村公園教室」最後の講座でした。

いろいろなご縁でこうして教室を持つことができ、
そこに来てくれた人たちと、
幸せな時間をともに過ごすことができたこと。
ありがとう、
ありがとう、
その言葉しか浮かびません。

そして、カルチャーセンターで出会った人たちが、
「これで終わるのは淋しすぎる」と、
私の復帰を待ちつつ、
自主グループとして新たな一歩を踏み出したことも、
私の想像を超えた結果で、感動でした。

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今朝は、今週末に司会をする「もりやま合唱フェスタ」の
合同練習にうかがいました。
練習会場は、私の母校、廿軒家(にじっけんや)小学校。
合唱フェスタは今年10周年ということで、
司会をするだけでなく、
合同合唱曲のための作詞の依頼もいただき、
またまた美口啓子さんとのコンビで、
一曲創作させていただきました。

 あの日の風に会いたくて
 赤い電車に飛び乗った
 遠いあの日 置き忘れた夢
 今でもあるかしら
 やさしい風は今でも吹いているかしら…

この詞は、まさにこの母校の近くの風景なのです。
奇しくも練習会場の黒板には懐かしい校歌の歌詞が…。

夏休みも毎日通ったコーラス部。
大好きだった図書室の窓辺。
木造の講堂。
遠足や、修学旅行など
ごちゃ混ぜになってタイムトラベル…。
ふいに涙がぽろぽろ…。

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それから、
おととい届いた突然の訃報。
夫の友人のケンちゃんが、血を吐いて亡くなった。

私の妊娠を知ってわざわざ電話をくれて、
「銀のアクセサリーを身につけると魔除けになっていいよ」
と教えてくれた。
CDライブには友人まで呼んできてくれて、
あとでうれしい感想の手紙をくれた。
突然、目の前からいなくなちゃったケンちゃん。
お通夜もお葬式も知らされず荼毘に付されたと聞き、
彼の人生に思いを馳せて…ひとりで泣いた。


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8月9日に、コンサートをやることにしました。
(ちくさ座で午後二時から)
朗読と歌で構成した書き下ろしの作品をやろうかと考えています。
飾りっ気のないシンプルなものになるでしょうが、
今しかできない、
私にしかできない、
なにかを伝えたいです。