歌わないジャンル2012年01月26日 20時15分18秒

「フリージャンル歌手」

と名乗る以上、あるていどのジャンルを網羅するレパートリーが必要となります。

これまで、ずいぶん様々なジャンルを歌ってきました。
ジャズシンガーになり、カンツォーネ歌手やシャンソン歌手、
童謡歌手、もちろんお得意のミュージカルナンバー、
歌謡曲や演歌、フォークだって、ゴスペルだって歌ってきました。

でも、たぶん一生歌わないだろうと思っていたジャンルがありました。
それは「軍歌」です。

これだけはきっと「需要」もないだろうし、非戦・反戦を掲げる私が軍歌を歌うシチュエーションだけはないだろうと。

しかし、ついにそのときが来ました。
軍歌を歌うことになったのです。

芸団協中部30周年記念
市民会館40周年記念

“まつりびとの宴”

・2012年2月11日(土・祝)16時開演
・中京大学市民会館 プルニエホール
・2,500円(前売り)

二つの冠のついた「芸能サロン」ステージです。
これは舞踊家や音楽家、俳優や人形劇団やマジシャンや…、
さまざまな実演家が一堂に会して繰り広げるバラエティショーです。

ついでに触れると、この軍歌を歌うステージでは、
十数年ご一緒する機会のなかったかつてのユニット「歌時香(かじか)」の相棒、大野栄潤氏がピアノを弾いてくださいます。
実に久々の顔合わせです。

綜合演出は菊本健郎氏です。
菊本氏と言えば中国残留孤児の問題など戦争の傷跡を繊細に演劇作品にしていらっしゃる演出家。
昨年お世話になった「和泉屋染物店」の演出家でもあります。
だからこそ、今回のステージもお引き受けしました。

白樺八青が歌う「軍歌」。
今までの軍歌とは違う表現を目指します。

ご興味のある方はぜひご来場ください。