地元でのコンサート2012年03月05日 15時09分19秒

このごろは、わが町・名古屋市守山区で公演することも、めずらしくはなくなってきました。12年前に守山文化小劇場が出来たからです。

でも、住んでいる町「大森」でコンサートを開くことは、かなりめずらしいことです。以前、お向かいの福井邸で何度か開いた「桜の木の下でコンサート」などは、今思えばほんとうに貴重なコンサートでした。それも、桜の木が切られてしまいなくなりました。

そんな地元「大森」でコンサートがありました。子育てブログではご案内をしていましたが、わが子がお世話になった「守山めだか共同保育所」の30周年記念事業で企画していただいた「しらかば・やお 歌う絵本ライブ」です。

会場は、大森会館。
「大森金城学院前」駅の前にある「八剣神社」境内の古い会館です。

予算のないコンサートでしたが、私にとって「音響」と「共演者」だけは、譲れない二点でした。(実は、それにもう一点、照明もあったのですが、会場を見て、無理とあきらめました)主催の実行委員会の皆さんもこちらの希望を尊重してくださいました。

会館の3階ホールへ行くには、エスカレーターもエレベーターも、搬入口もありません。建物がすでに高いところにあるので、正味4階以上のところへ階段をのぼって機材を搬入しなければなりません。

前日の搬入と会場作り。保育所OBと父母のみなさんが、黙々と準備を進めてくださっています。重い機材もみんなで運んでくださいました。会場についている照明を最大限効果的にと、タイミングを打ち合わせて、どこに立ったら一番いいかを考えたりしながら、手作り感いっぱいで、コンサートは開演しました。

いつも、
どんなときも、
そのときの力を出しきる。
それがわたし流。
会場いっぱいのお客様、赤ちゃんの声もまざりつつ、コンサートは終わりました。歌時香のころのオリジナル曲「MATERNITY」「育児相談・深夜便」「夜想歌~かあさんのひとりごと」「飛行機雲」も歌いました。20年前の歌のキーで歌って、かなりリハビリになりました。

そして、終わってお見送りをしているときのお客様の表情から、コンサートが成功したことを感じました。

歌う絵本ライブでパワーポイントの入力なども自分でやり、人任せにしていたことがかなり大変なお仕事だったことにも気づきました。

コンサートの原点のような今回のステージで、またまた私は、少しだけおとなにしていただいた気がします。

ありがとうございました!

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