あかるいほうへ2011年03月02日 10時47分31秒

金子みすゞの詩のタイトルです。

迷ったら...、悩んだら...、ひとまず明るい方へ。
それが、間違いないですね。

28日、「和泉屋染物店」が幕を下ろしました。
まずは、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
来れなくとも、どこかで思いを持ってくださった方、ありがとうございました。

やりたいと思った「あの日」からそれなりの月日が流れ...、
「ああ、やってよかった~」と実感し、
反省は多々あれど幸せな時間を持っています。

CBCドラマでお世話になった方が、なんと長唄のお師匠さんだったと知り、
その方「杵屋六春」さんとも共演させていただき、
まだまだ周りの世界には、
こんなすごい「オチ」が隠れているんじゃないかと思ったり。

生きること...、まだしばらくはやめられませんね。


さて、弥生三月は...。
金子みすゞ、宮沢賢治、中原中也。

新ユニット、誕生します !

コトダマ×オトダマ ユニット妄想会議

そう、一年ほど前から、本当に「妄想会議」をしていたのです。
「こんなことが出来たらいいね」「あんなことが出来たらいいね」と。

サクソフォン奏者の 竹内幸枝さん、 所克頼さん、
そして、わたしのユニットです。

え?サックス二人と声?
なにやるの!?その三人で?

そんなささやきが聞こえてきそうです。

ふふふ...でも、これが...すごいんですよ~。
おもしろいんですよ~。

サクソフォン二本と「声」だけのユニットですが、
可能性は無限大。

☆2011年3月26日(土)12:30~13:30
☆文化フォーラム春日井・4階
☆入場無料
☆スカイフォーラムの屋上庭園で、気持ちよい朗読コンサートです。

ぜひぜひ来てください。

祈り2011年03月13日 16時21分01秒

今も...、言葉がみつかりません。
事実を何分の一しか理解できないままです。

わが家にはテレビがないので、なおさらその惨状も充分わかっていないでしょう。

涙だけが、とめどなく流れます。
なんのための、なんに対しての涙かもわからないままに。

ちっぽけな私たち。
地球に生かしていただいている私たち。
少し、地球の内部が動けばひとたまりもありません。
日本という島に住む私たちは、いわば運命共同体なのかもしれません。

地震と津波により被害を受けた地の人々が、一人でも多く助け出され、日常の笑顔に戻れますように。
必死に救援をしてくださっている人たちが、笑顔で家路につけますように。
どうぞこれ以上の被害が及びませんように。

地球上の人々が手を結び、助けあえる星になりますように。

2011年03月17日 15時18分13秒

空を見上げても

風が吹いても

やさしい心にふれても

きれいなメロディを耳にしても

日本中の人々
いや
世界各国の人々が
胸いっぱいになってしまう今日このごろ
いかがお過ごしですか

インフルエンザの晴子もようやく昨日から復活し
自分の時間ができました

十日以上行けなかったアトリエへ行ったら

庭のミモザが黄色い花を咲かせ

15年前にコンサートで訪れた佐久島の小学校でいただいた
「水仙」もまばゆい花びらを開き
かぐわし香りを漂わせていました

部屋の中のスパティはしおれていましたが
水をあげたらまた元気を取り戻すでしょう

留守のあいだに健気に咲いていた花に

ありがとう

微力2011年03月23日 15時54分25秒

募金…まさに焼け石に水。
でも、水も集まれば、かわいた誰かののどを潤すと信じて。

宮城と茨城と、二カ所に送ったささやかな物資。
これも、自分を慰めるばかりのもの。
でも、毛布にくるまってくれる人がいたら、
おくるみにくるまってくれる赤ちゃんがいたら、
この寒さがほんのわずかばかりでも和らぐと信じて。


今週末、土曜日。
予定通りにやります。

いろいろな思いがよぎるでしょう。
でも、微力ですが、やるからには、せいいっぱいやります。
誰かの心にかならず届くと信じて。



このコンサートが終わったら、中央道で上京。
義父の四十九日法要に行って参ります。
(しかし…なぜにいつもこのパターン?!)

○コトダマ×オトダマ ユニット「妄想会議」 朗読コンサート

○日時:2011年3月26日(土)午後12時30分~13時30分

○場所:文化フォーラム春日井・4階 スカイフォーラム屋上庭園

○入場:無料

○出演:コトダマ×オトダマ ユニット「妄想会議」
 Voice:白樺八青
 Saxophone:竹内幸枝&所克頼

http://www.ne.jp/asahi/cosmo/yao/news/index.html

人の声によるコトダマとサクソフォンが奏でるオトダマにより、朗読コンサートのあらたな可能性を創り出すユニット「妄想会議」。
中原中也、宮沢賢治、金子みすゞの詩や童話から紡ぎ出される言の葉の響きと、二本のサクソフォンの音色。
青空の下の庭園で、コトバとオトに包み込まれる午後のひとときを、ぜひお楽しみください。

(財)かすがい市民財団10周年記念企画

空の下2011年03月30日 17時22分43秒

みんな空の下にいる。

みんな息をしている。

空は地球のぐるり、ぜんぶつながっている。
声も息も、どこかへきっと届く。

風が強ければ、増して。

2011年3月26日。土曜日。晴れ。風強し。
ライブ・イン・スカイフォーラム。
コトダマ×オトダマユニット「妄想会議」

反響版も、譜面も吹き飛ばす冷たい風の中でしたが、
日差しは「春」だったんだと、及川陽子さんの写真はおしえてくれました。
陽子さん、ありがとう!

スカイフォーラムって名前の意味も、写真を見たらよーくわかった。

みすゞ、中也、賢治。
ふたつのサックスの音。私の声。
最小にして最強の編成だったかも。

友人、知人、多数ご来場いただきました!
感謝。感謝。
ほんとうに、ありがとう。

あれから中央道を走り、
義父の四十九日法要、納骨、食事会、義母のお見舞いをして、
翌日帰ってきました。

夫の実家で家族5人で布団を並べて寝たのですが、
こんなシーンはもうないかなと思うと、ちょっとだけ感無量。

そして、行きは娘が、帰りは息子が運転を代わってくれて、
いきなり楽になったかと思いきや、
助手席で心配しながら走るのも、それはそれでちょいと疲れました。