キレイは汚い 汚いはキレイ ― 2007年12月10日 15時15分21秒
キレイに見えるモノも 視点が変われば 汚く映る
汚く見えるモノも 自分の位置が変われば キレイに映る
美口啓子さんとのジョイントは
この世界の
そんな多面性を表現できる場でもあった
と思う
むかし優等生的と言われた私は
「それだけじゃないはずだ」と思いつつも
なかなかそこから抜け出せなかった
一度すり込まれたイメージは簡単には払拭できない
このままじゃ表現者としてつまらない!!
何度ももがいたけど
もがいて脱ぎ捨てられるモノじゃない
いろいろな歌も歌ったし
ひとり芝居やモノミュージカルの表現も追い求めた
私生活がボロボロで生きる気力がゼロになる瞬間もあった
子どもを養うため 生活のために表現活動をした時期もあった
ひとが覆い隠す部分に目を向け 官能朗読の活動も続けた
もちろんいいことだっていっぱいあった
たとえば想定外の「幸せ」が訪れたり…
だんだん
少しずつ
そうして変わってきた気がする
そして
美口さんのきれいな歌声を得て
しっかり地に足が着いた気がした
私は 世界を表すもうひとつの面を表現できる!
不思議なことに
今まで美口さんと共演した舞台では
(ミュージカル「ふたりのディーバ」以外)
ほとんどセリフを交わすこともなく
私が舞台で生き 苦しみ 泣き 笑う人間の役
おケイさんが高みで美しい声を響かせる超人的役だった
今回のライブも
偶然なのか必然なのか
ときどき
そういう位置関係になった
私が下で絶唱し
美口さんが上で美声を響かせる
どちらか一つだと一方的な視点だろう
でも二人が同時に出ると
相矛盾した内容も含めて
キレイなモノも汚いモノも
同時に内包される大きな世界になる
私はこの機会を得て
強く思った
酔っぱらいのおじちゃんへ
市場で値切りたおすおばちゃん
人の金で遊ぶ政治家へ
橋の下に住んでいるおじいちゃんへ
不倫中のOLへ
ヒッキーへ
ネットカフェ難民へ
電車で化粧中の女子高生へ
銃を持つ子供達へ
エイズで死に行く人々へ
大人に殺される子ども達へ
自ら命を絶つ少年少女へ
春を売る少女へ
万引きする少年へ
人をあやめてしまった人々へ
飢えた人々へ
もっと
もっと
ストレートに届けたい
涙を
笑いを
苦しみを
喜びを
怒りを
現実から目をそらさず
さらには見えない人にも届くように
もっと
もっと
届けたい
そう思う
あとで読んでみて…
こういうのが優等生的なんだよな~
って…
自覚した
反省しつつも
これが私なんだから
優等生「的」でもイイ!!
と半分開き直った私です
汚く見えるモノも 自分の位置が変われば キレイに映る
美口啓子さんとのジョイントは
この世界の
そんな多面性を表現できる場でもあった
と思う
むかし優等生的と言われた私は
「それだけじゃないはずだ」と思いつつも
なかなかそこから抜け出せなかった
一度すり込まれたイメージは簡単には払拭できない
このままじゃ表現者としてつまらない!!
何度ももがいたけど
もがいて脱ぎ捨てられるモノじゃない
いろいろな歌も歌ったし
ひとり芝居やモノミュージカルの表現も追い求めた
私生活がボロボロで生きる気力がゼロになる瞬間もあった
子どもを養うため 生活のために表現活動をした時期もあった
ひとが覆い隠す部分に目を向け 官能朗読の活動も続けた
もちろんいいことだっていっぱいあった
たとえば想定外の「幸せ」が訪れたり…
だんだん
少しずつ
そうして変わってきた気がする
そして
美口さんのきれいな歌声を得て
しっかり地に足が着いた気がした
私は 世界を表すもうひとつの面を表現できる!
不思議なことに
今まで美口さんと共演した舞台では
(ミュージカル「ふたりのディーバ」以外)
ほとんどセリフを交わすこともなく
私が舞台で生き 苦しみ 泣き 笑う人間の役
おケイさんが高みで美しい声を響かせる超人的役だった
今回のライブも
偶然なのか必然なのか
ときどき
そういう位置関係になった
私が下で絶唱し
美口さんが上で美声を響かせる
どちらか一つだと一方的な視点だろう
でも二人が同時に出ると
相矛盾した内容も含めて
キレイなモノも汚いモノも
同時に内包される大きな世界になる
私はこの機会を得て
強く思った
酔っぱらいのおじちゃんへ
市場で値切りたおすおばちゃん
人の金で遊ぶ政治家へ
橋の下に住んでいるおじいちゃんへ
不倫中のOLへ
ヒッキーへ
ネットカフェ難民へ
電車で化粧中の女子高生へ
銃を持つ子供達へ
エイズで死に行く人々へ
大人に殺される子ども達へ
自ら命を絶つ少年少女へ
春を売る少女へ
万引きする少年へ
人をあやめてしまった人々へ
飢えた人々へ
もっと
もっと
ストレートに届けたい
涙を
笑いを
苦しみを
喜びを
怒りを
現実から目をそらさず
さらには見えない人にも届くように
もっと
もっと
届けたい
そう思う
あとで読んでみて…
こういうのが優等生的なんだよな~
って…
自覚した
反省しつつも
これが私なんだから
優等生「的」でもイイ!!
と半分開き直った私です
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