暮れのできごと2008年01月03日 01時53分51秒

みなさま
新年あけましておめでとうございます

年賀状をまだ作っていないやおでございます


 来年のことを話すと鬼に笑われると言いますが
 今さらですが 去年のことを書きます


ひょんなことで出会った30代の俳優さんから
ある日お手紙をいただきました
「二十五年前に見たあなたのステージが
  僕の人生を決定づけたのです」…
そこには二十五年前に見たミュージカルの歌を
今も覚えていて
すべて歌うことが出来ると書いてありました
感動しました
そして
今さらながら自分の選んだ道の重みを感じるとともに
大きな力で背中を押してもらっている感覚に包まれました

  

暮れも迫ったある日
さがみ湘さん
小谷精鋭さん
CDをつくったパートナーの美口啓子さん
わが夫
この5人で不思議な忘年会をしました

湘さんは今回のCDジャケットやチラシを
すべてデザインしてくださった
多才なアーティストです

その湘さんから
突然にフォトコラージュをいただきました
及川陽子さん&山口栄太郎さんから素材として提供された
写真を使ったすてきな作品です


まさか… まだサプライズの続きがあったとは…

そして小谷さん
彼もまた素晴らしい才能と努力を併せ持った方
本職とはまったく違う世界で生きる「切り絵作家」でもあります
彼はなんと
美口さんと私の肖像を切り絵でプレゼントして下さいました



5時間以上にも渡って…時間の経つのも忘れ…
なんだか古ーい友人たちと夜を明かして語り合った
そんな錯覚におそわれる至福の時間でした


  


そして大晦日は
早いものでもう5年目…
恒例となったNHKラジオの年末特別番組に
「あいち健康プラザ」のレポートをして
今年の仕事おさめ

  

新年明けて
朝の4時半に名古屋を出発しました

初日の出はいつ見られるかしら…?
夜明け前の東名をひた走りました

続きは
もうひとつの日記で…

初日の出と富士山2008年01月03日 02時03分26秒

1月1日

朝の4時半に名古屋を出発
夫の実家(東京都青梅市)へ向かいました

雪を避け
いつもの中央道はあきらめ
東名を走りました

静岡県に入ったころ
うっすら明るくなり
夜明けが迫ります

もうすぐ陽が昇る!

どこで初日の出を迎えるか
ワクワクしながらハンドルを握ります

「うんうん
 いい感じ
 いいところで陽が昇るぞ~!」
もちろん根拠はなく
あくまで第六感です

トンネルを抜けると
帽子のように雲をかぶった美しい富士山が左前方にそびえ
右手は海がすぐそこです

計算したってこうはいかない好条件です

そして
そしてついに
海面が小さくきらっと光り
太陽が現れました


「きれい!!
 お日様~~!」

もちろん運転しながらでしたので
画像は撮れませんでした

でもこの感動をあなたに伝えたくて
勝手なイメージ画像をここで…



無心にひた走る者に
ときには思いがけない贈り物が届けられる
そんな気持ちになりました


あなたの2008年が
光り輝く
一年となりますように!

年賀状2008年01月06日 17時45分24秒

時期的には若干間抜けな話題かも知れませんが、
年賀状…、
皆さまの所は大丈夫でしょうか?
私のところには、
よその年賀状が5枚も入っていました。
すぐ郵便ポストに返しましたが、
今までにない数の誤配です。

よその葉書がこちらに来ているということは、
うち宛の葉書もよそに行っているのではと、ちょっと心配です…。


さて、年が明けてから昨日までは、
帰省したり来客があったりで、
年賀状作成に取りかかれずにいましたが、
昨日ようやく作り、
お送り下さった方すべてに送りました。
遅くなってごめんなさい!
(なんぼなんでも遅すぎだろ~~!)


実際にはまだこれから届く年賀状もかなりありそうなので、
明日からは「おめでとうございます」の文面は、
変えてゆかねばなりません。

で、昨年もそうでしたが、
いただいた年賀状を一枚一枚読みながら、
宛名とメッセージを手書きしました。
これがけっこう楽しいものなんです。

しかし…楽しい…とはいえ…、
昨日の時点で届いた枚数が300近く。
宛名とメッセージを書くのに、
一枚あたり早くて2分、
長いと5~6分はかかりますから、
トータル所要時間は、半端じゃありません。

途中からは肩がパンパンに張り、手首に激痛が走り…、
書き終わったのは朝の6時。
完徹でした。
(アホ!と呼んで下さい。)



年賀状を見ると、
今の私につながるいくすじかの「ルーツ」が見えてきます。

今年も見えない糸にたぐり寄せられ、
たくさんの人たちとの出会いが待っているんだろうな…。
その中には、一生モノの出会いもあるかも知れない。

過度の期待はせず、
でも一縷の望みを抱いて…
日々の暮らしを営んでいこうと思います。

ほんとうの心2008年01月23日 00時47分45秒

ずっと日記を書けずにいました。
どうぞ、無精をお許し下さい!

どんなに忙しいのかって?!
いえいえ、今は、ほんの少し時間に余裕のある時期なのです。
でも、嵐の前の静けさとも言えます。


ほんとうはね、
動きたくないのです。
なーーーんにもやりたくないのです。

ときどきこんなことはありますから、
特別心配することもないのですけれど、
心が動きたくないときって、けっこうつらいですよね。

日々の出来事は間断なく続き、
それなりの感動も日々あるはずなのに、
なにか虚しさが襲ってきます。

そんな今日、小滝さんという方の日記を読んで、
少し楽になりました。


小滝さんは、
先週相良知子さんの100回記念ライブにうかがった時に、
お友だちになった方です。

彼の日記には鴨長明のことばが書かれていました。



  “もし、念仏ものうく、読経まめならぬときは、
   みづから休み、みづから怠る”(『方丈記』 鴨長明)
       
        (中略)

  念仏をするのも物憂く、読経が億劫な時は、
  自ら休み、自ら怠るという…
  この「自ら怠る」というところがとてもいい。
      
        (中略)

  自分に正直に生きたい。




ひとは、なかなか自身の心に気づかない。
ほんとうに、心の奥の方で、感じ、欲していること。

「自分に正直に生きたい。」
と結ぶ小滝さんの日記で、
心がほんわか湯船に浸かった気分…。

今は、心の有り様を見つめるときなのかな?

ありがとう。