リウマチという病2005年04月29日 23時34分58秒

最近、突然メールが来た。「おひさしぶり、ふくちゃん。偶然あなたのホームページを見つけました」。

20年も前にミュージカルで共演した友人だった。彼女は確かフランスのパリ(モンマルトル)にいるはず。

フランスへ歌の勉強のために移り住み、やがてそこで素敵なパートナーと出会い結婚し、出産。今は7歳の男の子の母でもある。そんな彼女のストーリーもはじめて知った。

そして、彼女がリウマチという病であることも。

明るくおおらかな彼女は自分のホームページで、リウマチでありながらも歌いピアノを弾いていることを公開。たくさんの人たちを勇気づける存在になっていた。

今度名古屋に帰るんだ。会いたいね!実はレストランコンサートをすることに。…リウマチの掲示板のオフ会でもあるという。行きたいと思った。名古屋駅前のホテルのレストラン。見知らぬ人ばかりの集まりなのに、みんな優しく話しかけてくれる。食事が終わりに近づき、彼女のパートナー(ジャズピアニスト)がピアノを撫でるように奏でる。澄んだ音色。

やがて彼女がピアノに向かい弾き語りをはじめる。フランス語で歌う彼女の歌。20年前と同じ、あったか~いうた声!幸せな気分に心が満たされた。かわいい僕がおみやげを配ってテーブルを回っている。最後は親子三人の歌と演奏で締めくくった。

ありがとう。素敵な時間。