作り手として2006年10月23日 07時51分48秒

●台本を書くにあたって心したこと。

・フィクションにした方がいい部分も、

 セリフや状況設定も含め、できるだけ事実に忠実に基づくこと。

・サキちゃんが病室でひとりで窓の外を見つめている光景を描くこと。

・小さな体で骨髄液を二度も提供した「お姉ちゃん」の姿を描くこと。

・お姉ちゃんの「寂しさ」も描くこと。

・さいごに作文「学校って楽しいね」を読むこと。

・サキちゃん役を一人の役者に限定しないこと。

・家族の懸命な姿を浮かび上がらせること。

 などなど。


●チラシを作るにあたって心したこと。

・うしろ姿のサキちゃんを描くこと。

・イラストレーターの水野真人さんの中の、
 サキちゃんのイメージを大切にすること。

 などなど。



●詞を書くにあたって心したこと。

・サキちゃんへの感謝の気持ち、尊敬の気持ちを素直に言葉にすること。

 などなど。


●役者として心したこと。

・お母さんの気持ちにできるだけ寄り添うこと。

・時間経過と状況の変化をからだ中で表現すること。

 などなど。



○最終的には私は役者です。あらためて感じました。

芝居って生きものだなあって感じました。

4回とも変わるんです。

「サキちゃん」…「サキ」…呼び方ひとつもどんどん変わる。

ただ状況を説明する言葉でも、感情の変化によってどんどん変わる。

わかりきっていたことではあったけど、

あらためて、すごく発見がありました。



燃え尽きちゃった感じではありますが、
少し休んだら、また次の一歩を進めなきゃ。

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