またまた母が救急車で…2008年10月17日 16時17分21秒

あいかわらずの生活。
穏やかな日々。
10階からの景色は絶景で、遠くの山々も望め、
風を感じ、陽差しを浴び、夜には月も楽しんでいる。

はるちゃんは日に日に成長している。

そんなこのごろ、運動不足も気になるので、
秋晴れの日は、はるちゃんを抱いてアトリエまで歩く。
まだまだ首が据わらず、両手で抱っこ。
股関節脱臼を起こしやすいと聞き、
スリング(抱っこに使う袋のようなもの)も使わない。

ほんの20分弱の距離だけど…、
「転んだらダメだ~」
と言うプレッシャーと共に歩く。
この状態、散歩とはほど遠い。
遠くに目をやると足元に注意が届かなくなるので、
足元をしっかり見つめ、
同時に車やバイク、自転車などが飛んでこないか、
注意をしながら、一歩一歩……歩く。
並木の紅葉も……あまり眺める余裕がないけど、
秋の風はそれでもじゅうぶん心地よい。


…と、ここまでで日記を終えたいところなんだけど…。


おとといアトリエで母と少し話した。
母の顔が異常にむくんでいた。足も。
むくみなんてまったくない体質だったのに…、
どうして…?
「あまりひどいから医者に行ってくるわ」と言っていた。

そして昨日の正午前。
母がかかっているそのクリニックから電話が。
「かなり危険な状態です。
レントゲンで見ると心臓の周りも水が溜まっています。
これから救急車でK病院へ運びます」とのこと。
また…救急車…ですか。

夕方ようやくK病院の医師から電話があり、
病状の説明を聞く。
病院へ向かう。
はるちゃんを病院へは連れて行きたくないけど…、
仕方がない。
夫には芝居の稽古を休んでもらい病院で合流した。

病室へは感染の危険があるため、
やはりはるちゃんは入れなかった。
はるちゃんを夫に委ねて病室へ。

軽い心不全のため歩くことも出来なかったよう。
点滴や投薬やらでずいぶん回復していた。
お医者さんの話によると、
「明日だったら命の保証は出来なかった」とのこと。
なんか…前もそうだったよね~。
ギリギリのところでラッキーというかぁ… 。

そのあと母宅へ寄り、荷物をまとめて車に積み帰宅。

今朝、再び夫に同行してもらい、
はるちゃんを車に乗せて病院まで母の荷物を届けた。

「はるちゃんが病室に入れないし、
私もたぶんもう来れないからね…」と告げて出る。
10日ほどの入院の予定、
面会に行けないのはかわいそうだけど…仕方がない。

それにしても…赤子を連れての移動はホント大変。
身に染みて感じた。

私には弟がいる。
大学進学と同時に名古屋を出て、東京で家庭を持ち、
仕事が忙しくてなかなか名古屋にもすぐには来れない。


少子高齢化社会。

まさにその真上に立っているんだと感じた。